ついにアメリカからやってきましたFUSHIGI ことコンタクトジャグリングボール!
FUSHIGIとコンタクトジャグリングの歴史は以前書いたFUSHIGIBALLの道具紹介のところでご覧ください。。
名前は商品名としてFUSHIGIとされていますが、紛れもないコンタクトジャグリングボールが大手玩具メーカーBANDAIから大々的に販売されることになりました。
つまりこれはヨーヨーやフープなどと同様にコンタクトジャグリングがメジャー入りすることが99%確実となったということです!
いま活躍しているおこたんぺさんんはますます忙しい人気者になっちゃいます!
そしてコンタクトジャグリングの難しさに参ってしまった子供たちがポイをまわし始め、
「あれ、ポイのほうが簡単で楽しいや!みんな~!外でポイ回そうよ!」
とポイがやがてコンタクトジャグリングを超える人気玩具として定着・・・
という妄想話ではなくて、コンタクトジャグリング界の歴史に残るであろうFUSHIGI(フシギ)の上陸をわれわれはどう見るべきか?ということを今日は書きたかったのでした。。
日本でのFUSHIGI-フシギ-
ただ指をくわえてFUSHIGIがTVやネットで広がっていくのを待つのではアメリカのような好ましくない敵対関係に発展する可能性があります。
われわれコンタクトジャグラーはどう対応していくべきでしょうか!?
アメリカで、コンタクトジャグラーに最も違和感を与えたのはそのプロモーション動画でした。
いかにもアメリカを感じさせるコマーシャルでコンタクトジャグリングの幻想的で芸術的な雰囲気を前面に出したものではなく、どこかタネがありそうな誰でもできちゃうおもちゃに見える、コマーシャルコマーシャルしたプロモーション動画です。
そのためコンタクトジャグリングに対する世間の考えが「アート」や「ジャグリング」ではなくただのおもちゃとされてしまいました。それまで長い年月を費やしコンタクトジャグリングを練習してきたアーティストたちへの評価も「タネ・仕掛けがあるおもちゃで人を惑わす大道芸人」となってしまい、アーティストたちの中にFUSHIGIに対する敵対心がうまれることになりました。(と僕は見て・聞いて、理解していますがちがったらご指摘ください)。
もしあなたがまだコンタクトジャグリングをよく知らず、FUSHIGIを検索してこのページにたどり着いたならご注意ください。誰でもできる!と書いてあるFUSHIGIですが、数あるジャグリングの中でも最も地味で時間のかかる練習が必要な道具です。もちろん練習すれば比較的すぐにできる簡単な技もありますが、滑らかな動きは買ってすぐできるものではありません。
※逆にポイは誰でも基本技はすぐできちゃいます!⇒Fushigiは難しそうだからポイを始めようかな?という方は今すぐこちらへどうぞ。
われわれ日本のコンタクトジャグラーはすでにそういった経緯を知っているので万が一アメリカのFUSHIGIと同様のスタイルでFUSHIGIがメディアに広がろうとしても、対策は立てられると思います。
そしてなによりメインアクトと勤めるパフォーマーはFUSHIGIとコンタクトジャグリング界をつなげるイケ面ファイアーダンサーTOMO君です。コンタクトジャグラーもファイアーダンサーも、「ああ、TOMO君がやるなら良いね」と頷いてしまう男です。
彼の人柄がまずアメリカ的なノリのFUSHIGIにはさせないと思うし、良い形でFUSHIGIとコンタクトジャグリングを日本に広めてくれると思います。
とここまで書いて日本版PVを再確認しました。
あれ?なんか変な声が入ってますね・・
「イッツアメージング」「コレハホントニフシギー」※それぞれゆっくりと発声。
って、そんなバカな!
「ワタシハ中国人アルヨー」
っておでこに中と書いた人が言うくらい胡散臭いじゃありませんか・・・ この流れは非常にマズイ!
いくらトモが格好良くったってこの胡散臭さはコンタクトジャグリングの幻想的な雰囲気とはかけ離れていて違和感を感じます。
すでにYoutube動画には低評価がたくさんつけられて真っ赤っ赤だし(好評価をつけたのは初見で押したワタシですが取り消したくなりました) バンダイさんどうか軌道修正を!!
せっかくトモにハットをかぶせてお洒落にしているのだからもう少しお洒落さやかっこよさを出したプロモーション動画を作ってももいいのではないでしょうか?
参考までに正しいFUSHIGI(コンタクトジャグリング)動画をお送りします。
コンタクトジャグリング(FUSHIGI)のパフォーマンス動画
FUSHIGIの作る商業的なイメージにコンタクトジャグリングのアート性を消されないようわれわれがこの先出来ることは、単に否定的になることではなく、これまで自分たちが好きで練習してきた素晴らしい文化をFUSHIGIブームに合わせて広げるため、より良い提案をし自らも行動していくことではないでしょうか?
BANDAIはもちろんコンタクトジャグリング(FUSHIGI)を売るために、見る人の興味を引くような、購入に至りやすいようなCMを作るでしょう。10秒、20秒といった短い時間で売り上げをだすための動画を作る場合は販売元としてはどうしてもアメリカの用なFUSHIGI動画になるかもしれません。
本当のアート性やエンターテインメント性を伝えるのは我々の役目と感じています。
そしてメインアクトを勤めるTOMOの活躍にも期待です。みんなで応援しましょう。
今のネット社会で私たちには個人でも発言の力があります。 もしFUSHIGIに違和感を覚えたならば文句を言うのではなく、「自分はこう思う」という意見をきちんと表明していきましょう。
それはやがて大きな波になり、FUSHIGIが良い形で広がるきっかけにもなるでしょう。 また正しいコンタクトジャグリングの情報を発信することも必要だと考えます。
もしご自分でコンタクトジャグリング関連のサイトやブログをお持ちの場合はFUSHIGIとコンタクトジャグリングに関する記事を書いてみてはいかがでしょう?
またコンタクトジャグリングという言葉を書く際に(FUSHIGIという名でもBANDAIから販売されている)などと注意書きをつけておくとFUSHIGIを先に知った人が後からオリジナルのコンタクトジャグリングにたどり着くきっかけになるかもしれません。
偏った情報が流れないように私たちからもコンタクトジャグリングの情報を発信しFUSHIGIと共存していけたらいいと考えています。
もちろんそうやってコンタクトジャグリングが広がった先にはコンタクトジャグリングコミュニティーと昔から近い間柄にあるほかのジャグリングやポイにも世間の目が向き、一緒にコミュニティが活性化していくことになるであろうことを期待しています。
FUSHIGIは自分たちが歓迎し、ともに成長することでアメリカよりも断然良い形で日本に広がりジャグリングコミュニティーを成長させる起爆剤になり得る、そうワタシは考えているアルヨ。
追伸
おこたんぺのコンタクトジャグリングDVDもまもなく発売開始予定です。 販売はおこたんぺホームページまたはポイコミュニティーでも告知します!
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