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東京事変ライブ @ 横浜アリーナ

先日妹がいけなくなったとのことで、チケットを譲ってもらった東京事変のライブに行ってきました。

メジャーアーティストのライブはBjork 来日の武道館以来、その前はマドンナでした。

椎名林檎の歌唱力は本当に素晴らしい。圧倒的な声量で、Bjorkのときに感じたものに近い力強さでした!
演奏もカッコイイ、照明がものすごいことになっていた、きっと凄い照明家の人がいたのでしょう。
Idevian Crew のダンスも入っていました。映像もスクリーンを上下左右移動させたりしつつ曲ごとに演出をかえていて、総合的なエンターテインメント空間を作っていました。

そう、エンターテインメント、パフォーマンス、舞台。ポイもパフォーマンスアート、一緒に見に行くのがダンサーであればなおさら。楽しみながらも、パフォーマー視点になりいろいろと吸収したい、勉強モードになります。そんなメモ日記です。

映像は違うライブのものですが、こんな風に躍動感あふれる感じのライブを堪能することができない、横浜アリーナの一番上の一番後ろ、見事に最後列でした(笑
素晴らしい歌声に素晴らしい演出、カッコイイ演奏だったけど、舞台上で何が起こっているかは見えずとても残念!

やっぱり会場全体に一体感を持たせるためにあのサイズならば大きなスクリーンに舞台上の映像を流すべきだと思う。舞台演出用の映像はあったけどそれとは別にあった方が良い。
「実は本人じゃなかったんだよあれ、」
といわれてもそうかもしれない、と感じるくらい小さくて見えなかった。正直あの位置では満足できなかった。。。
ビョークのときはもう少し近かったけど、より酷かったと思う。映像を投影するものが一切なくてもやもやしたライブだったのを覚えています。
逆に今回は前の方にいた人は絶対に楽しかったと思う。衣装は何度も変えていたし、椎名林檎本人にも振り付けがあり一緒に踊っていた(ようだった)。きっと半分くらいのサイズの会場ならみんなが満足できる舞台だったと思う。

舞台上のダンサーもOSCAの映像では凄く面白かったけど、あの大舞台ではあまり見栄えがしないなぁと思った。
きっとIdevian Crewnoのパフォーマンスは表情まで見えて、日常の中にある非日常的な雰囲気が面白いから、あの距離でスクリーンにもうつっていなければあまり見栄えがしないのだろうと思った。
舞台アレルギーが最高に面白かったから次回の公演もきっと見に行くのだけれど。

近い距離で見せるパフォーマンスと、大きな舞台で見せるパフォーマンスは当たり前だけどまったく見せ方が異なる。それを再認識できてとてもよかった。
EJCでも同じことを感じた。最後尾で照明の少ないなか見るパフォーマンスはこんなにも魅力半減なのか、と。

きっと自分のパフォーマンスは小~中サイズまでしか対応できない、同じ舞台に自分がたっていたら、と考えると一番後ろで見ている人には伝わりにくいと思う。
それでも手に何ももっていないダンスと比べるとポイを持てば大きいし、光るし、舞台に向いた演出には間違いないと思った。
大きい舞台向けのパフォオーマンスも作っておきたい。きっと大ちゃんが出たならばみんな大満足に違いないんだろうな。

ダンサーが踊ったり、映像演出がでたりするたびに、
「ああいうエンターテインメントの舞台にポイが使われるべきだ!」
そう強く思った。3人入ればきっと派手に盛り上がる。5人いたら圧倒的。
なんでまだこういうエンターテインメントの舞台の演出として、ポイを目にすることがないのだろう、と思った。
それはつまり自分の活動が足りていないのだと再認識した。

能動的三分間をライブでみて、凄くかっこよかった。そしてある思いつきもあった。
ああ、3分間て言えば本気で回せばポイがちょうど燃え尽きるくらいじゃないか。この曲に合わせてパフォーマンスをつくり凝った映像をとっておけばひょっとしたらどこからか本人に情報がたどり着き、あの舞台に立つことができたかもしれない。
と。
もちろんあの曲は完成されていてそこにポイは余計だと思うけど、アプローチとして好きなアーティストの曲でパフォーマンスを作りこみ、アピールするということも可能だということ、そしてそれをいままで積極的にやってこなかったこと。

ポイがメジャーになるときに、いつかはテレビ等でも流れることになるとおもう。
そのときにどうやって映るか。

そういう話を海外でNickらとしたことがあった。

ちゃらちゃらした感じのアーティストの後ろに安っぽくで出されたくはない、「アーティスト」として理解のある人にポイを使ってもらうのが良い。
何人か名前があがったけどBjorkとかはまさにアート。そういう人がポイをどこかで使ってもらえたら良い。
きっと東京事変、椎名林檎にも格好良く扱ってもらえると思う、解散しちゃうけど。

そういう素晴らしいアーティストの人たちに面白い、そう思ってもらえるに値するパフォーマンス映像を作って発信していくべきだ。
そのためにもっとポイ、パフォーマンスに真剣に取り組もう。そういう情熱がわきあがった。

つまり東京事変解散ライブにエネルギーを注入された。行ってよかった!

ちなみに、マドンナのライブは最高でした。

マドンナのことを知らなかったけど、いって世界中で絶賛される理由を体験しました。
エンターテインメント性ととアート性を同時に見せることを完璧に行い、まったく非の打ち所はありませんでした。遠い席でしたが大満足でした。
もし来日したら絶対見に行きたい!

きっとThis is it が本当に公演されればすごかったのでしょうね・・・。

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About Yuta

  • Yuta
  • 宮崎県えびの生まれ
  • 1982/4/16

2003年オーストラリアでポイと出会って以来ポイの道を突き進むポイスピナー。国内外でポイパフォーマンス活動、普及活動を続けています。

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