JFF2008、ゲストショーの前日、神戸のホテルでたまたまつけたNHKで衝撃的なダンスパフォーマンスをみました。
まったく意味が分からないけど、舞台上で繰り広げられる10名前後のダンサーや役者のつくる奇妙に心地良い空間。ものすごく繊細に作りこまれた、計算しつくされた振り付けや舞台演出に開いた口がふさがりませんでした。
このひとの舞台を見たいと思い調べてでてきた映像は少なく、でも印象的。以下の映像はイデビアンクルーの振り付け・演出家の井出さんの振り付け。
ついつい見入ってしまう振り付け。
だけど舞台はもっとすごい。
今回ついにイデビアンクルーの舞台が行われること知り、見ることができました!
すでに初めてNHKで見てから3年近くたち、 正直初めてみたときの衝撃を忘れかけていて、面白いのかなぁと少々不安な気持ちで見に行きました。
が、開始5分で来てよかった!!!! と体の内側から興奮する自分を感じました。
今回のアレルギーというタイトルの舞台は常識を超えた、規格外の舞台。
はっきりいって、アレルギーがなんなのかはよく分からないし、気にもならない。
ただひたすらに、イデビアンクルーの世界に吸い込まれていく時間でした。
みていて、コレは自分の夢の続きなのか?と思うような空間と間と動き。
似ている映画ではインセプションやハウルの動く城、攻殻機動隊イノセンス、
現実と非現実、自分と外部の境目が崩れるような感覚、そして激しく飛躍する展開。
あの舞台上で動く10人のあやつる時空間は別世界です。
飛躍する現実、でも妙に繋がっていて、心地よくて、やっぱり夢なんじゃないか!?と感じます。だけどずーっと、ニヤニヤしてました。面白い、面白い、なんって面白いことを考えているんだ。
何をどういう風に考えたらこんなに面白い構成がつくれるのか不思議です。きっと天才なんでしょう。
舞台上にいる全ての人がものすごくいい味を出していて、全員が重要な空気を作っていて、きっと自分があそこにいても井出さんは僕のいいところ、面白いところを引き出してその場に立たせてくれるに違いない。そう感じ、あの才能をもっと近くに感じたい、舞台側に一緒に立たせてほしい。そんな風に思いました。
ダンスやパフォーマンス、舞台が好きな人は是非いってみるといいと思います。好みが分かれるかもしれないけど、多分みんな楽しめる!
日曜の3時にもう一度行きたい!
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