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ボー燃会

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2日、新宿ポイコミュニティの新宿雑技団のボー燃会(忘年会)で、ダンサー明香と初パフォーマンスをしました。

ダンス・ライト・ポイ・ファイヤーを使ってのパフォーマンス。

前回・前々回とアートよりもパフォーマンスよりの自分の演技だったので、今回はアート性の高いものをやりたいと思っていました。

ポイがもっとアート性を伸ばすための一つの可能性である、ダンスアートとしての有り方。
俺はまだまだ踊れはしないけれど、ダンサーとの垣根を徐々になくしていけるように頑張ろうと思っています。

今回は第1回のパフォーマンスで、今出来ることをやれたと思います。
少しずつ少しずつ、表現の幅を広げ、アート性を高めていけるように頑張っていこう。


このパフォーマンスで、二人のからみの部分、衣装や小道具の作成、曲の構成などで、大半の時間を費やして、でも自分の部分を深く造りこめていなかった。(その点、明香はさすがプロのダンサー。自分のやったことのない火を使ったパフォーマンスもしっかりこなしていた。)

いつもぎりぎりで自分のパフォーマンスを作って、今出来る最大のことをやろうとして地に足の着かないパフォーマンスになっている。自分ができるぎりぎりのレベルをみせようとするから不安定。

今ある動きの中で最新のネタ、もっとも美しいと思う動きをやろうとしても、それを安定して出来るだけの土台はできてない。

やるのであればそれを十二分に練習して、パフォーマンスを想定してリハーサルして、その上でやるべき。


そしてそういうことを毎回言っている。


練習は毎日のようにしているし、体を作るための練習もしているけど、まだそれをパフォーマンスにしっかりとつなげられていない。

ティーバッティングや素振りをするけれど、シートバッティングや紅白戦をやってない。

だからパフォーマンス前に頭を抱えてひねり出すことになってる。
今やるべきことは、パフォーマンスが終わった、ひと段落着いてよかった、じゃあ普段の練習に戻ろう。
ではなくて、今回のパフォーマンスに向けて思いついた動きを、もう一度パフォーマンスを意識した練習で完成に近づけることだ。
今回のパフォーマンスのための動きだからおしまい、ではなくて、次同じショーをしないとしても、作った動きを完成させることが次のパフォーマンスに生きてくるはず。

前回やったときの雰囲気と次回の雰囲気はそのイベントや曲で異なるけど、やろうとしたパフォーマンスを毎回完成させていけばつぎに出てくるものはよりよいものになるはず。

当たり前のことが出来てなかった。
ショーをしても、そのショーを再度完成させようとはせずに、自分の中にある完成系に向け、次の練習を始めていた。
試合で出来なかったことをきちんとできるようにするための練習をほったらかしにしてた。

もう一度きちんとリストアップして、やるべきことをキチンとやろう。


<ボー燃会で思いついたこと・出来なかったこと>
・空間を使う振付
脚の動かし方、移動にあったポイの動かし方、軌道の取り方。

・体を使った表現
ポイの動きをより綺麗に見せるための体の動かし方。流れる動き

・顔の動き
体、ポイと同様に首から上の動きも意識・目線を意識

・ポイのコントロール
上記の全てをやりながらもポイの軌道・リズムをコントロールできる技術力

・ポイの動きと技の連結
ポイのジャグリング的要素も魅力の一つであることを忘れない。
ダンス的な動きと不思議な技巧的な動きをつなぐ。
つなぎに重要な項目の一つがターン

・心のありかた。
明確なビジョンをもってパフォーマンスを。
見る人を楽しませたいのか、感動させたいのか、自分の世界に引き込みたいのか。
単に出来たものを魅せるだけのショーにならないように。

・一人一人と向き合う。
家族・友人・自分を見に来てくれた人、一人一人としっかり会話を。
感謝の気持ちを持つこと。

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About Yuta

  • Yuta
  • 宮崎県えびの生まれ
  • 1982/4/16

2003年オーストラリアでポイと出会って以来ポイの道を突き進むポイスピナー。国内外でポイパフォーマンス活動、普及活動を続けています。

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